by 紙漉きの師匠
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『横浜で紙漉き教室開催』興味ある方は是非参加、或いは周りに紹介して下さい。
11月13日(土)20日(土)の連続講座(全2回参加が条件) 応募締め切り10月19日必着ハガキ。 「体験!大人のせんごく寺子屋」 戦国大名の展覧会に行くと必ず目にするのが古文書です。展示ケース越しに見ることはあっても、触ったことってありますか? そこで本講座の《パートⅠ》では和紙の原料である楮から紙を漉いて作り、中世文書を実際に作る体験をすることで、中世の資料についてより深く学んでいきます。初心者の方大歓迎です。 https://ch.kanagawa-museum.jp/event/6670 ーーーーーーーーーーーーーーー 【要予約】開基500年記念 早雲寺-戦国大名北条氏の遺産と系譜- 開催日程 2021年10月16日(土)~12月5日(日) 休館日:月曜日 戦国大名北条氏の菩提寺として知られる早雲寺の開基500年を記念した展示です。 神奈川県立歴史博物館 https://ch.kanagawa-museum.jp/uploads/2021souun-ji.pdf 紙漉き教室開催 #
by isyouko-bou
| 2021-10-02 10:42
30年以上参加している和紙文化研究会の例会案内がSNSで紹介されました。
http://washiken.sakura.ne.jp/ その30年超えの紙漉き人生を語りたいと思っています。日本橋近所の方は会場へ、遠いかたはWEB参加を是非。 ーーーーーーーーーーーーーーー ■第 345回 和紙文化研究会 2021年7月例会のお知らせ 講師発表 「和紙― 昨日・今日・明日」 紙漉き師 田村 正 会員 皆様いかがお過ごしでしょうか。7月はオンラインによる月例会を以下のとおり実施いたします。また、インターネット環境が整っていない会員の方々向けに小津和紙でのオンライン月例会への参加を受付けいたします。 その他、今回の例会案内には7月の発表時に使用するサンプル紙を同封しております。なお、メール配信の会員の皆様には、例会案内のメールとは別に、サンプル紙のみ郵送いたします。月例会参加者は、忘れずにご確認ください。よろしくお願いいたします。 日 時:7月17日(土) 13:30~15:30 会 場: Tea m sによるオンライン配信 及び 小津和紙6階13:30~15:30 「和紙― 昨日・今日・明日」 田村 正 会員 *13:00からTea m sの会議室への接続ができます。 http://washiken.sakura.ne.jp/ ーーーーーーーーーーーーー 題 名 「和紙― 昨日・今日・明日」 紙漉き師 田村 正 会員 〔昨日〕 『和紙研究』第一号が手元にある、昭和14(1939) 年1 月発行。天地220 ㎜横152 ㎜全篇手漉き和紙装丁、裏表印刷86 ページ。発刊に到った経緯を第一号の編集後記を読むと意外なことが書かれていた。 〔今日〕 小学4年生が使う国語の教科書に和紙が紹介された。 「世界にほこる和紙」 増田勝彦 2014年11月26日、和紙を作る日本の伝統的なぎじゅつが、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。紙は、せんいというとても細い糸のようなものでできています。植物から取り出したせんいを、人の手によって、ていねいにからませて作る日本のわざが、世界にみとめられたのです。・・・・・・( 略) 国語④下はばたき P44 令和2 年6 月5 日発行 光村図書出版 こんなチャンスは滅多に無い、そのチャンスを活かすべく資料を作成した。それが子どもの好奇心を刺激すればと思う。3枚の紙を同封。発表の時間前に小さなお皿に薄く水を入れ準備ください。(WEB 参加の方は御自身で用意。ポストに投函されるチラシ、茶封筒、お手持ちの和紙、それぞれ3 種類を縦8 センチ横3センチ程にカットして、小さなお皿に薄く水を入れお待ち下さい。)実験の様な講義をします。 〔明日〕 昭和8 年に建てられた寿岳邸「向日庵」の保存を現在、NPO 法人向日庵理事として活動している。2021 年3月向日市文化資料館にて「寿岳文章 人と仕事 展」が開催された。寿岳文章・しづ夫妻が昭和12 年から4年の歳月をかけ「全国紙漉き村調査旅行」の際に集められた貴重な戦前の手漉き和紙がケースに収められ展示された。ただ保存するのではなく積極的に全国を巡回展示ができる様取り組んでいる。 ーーーーーーーーーーーーーーー 【プロフィール】 1954 年 新潟県村上市生まれ 1974 年 新宿区立商工学校デザイン高等科卒 1988 年~ 90 年 埼玉県東秩父村「細川紙」伝統工芸士 江原土秋氏に師事 伝統的紙漉き技術習得 1992 年 公立小学校社会科「伝統工業」和紙制作授業の依頼を受け担当 継続中 公立保育園より紙漉き体験学習の依頼を受け担当 継続中 2002 年 TMC 多摩センター和紙造形教室の創設に参画、教室の運営、教授を05 年まで務める 2004 年 東京立川市「紙匠雅」紙漉き教室開催 継続中 「全国手すき和紙青年の集い東京大会」開催 ispa JAPAN2004 参加東京藝術大学にて紙漉きWS 体験紙漉き手ほどきした人延べ一万人達成 2005 年 TMC 多摩センター和紙造形教室が京都工芸繊維大学紙工房移設に伴い京都教室を補佐 野村英司監督ドキュメンタリー映画「和紙の音色」主演 京都工芸繊維大学「紙は今-2005」プロジェクト特任講師としてWS担当 2007 年より 文化庁招聘 学校への芸術家等派遣事業「紙漉き伝承士による体験授業」 継続中 2008 年 日本青年会議所主催 国際アカデミーin 立川 チーム結成漉き舟4台で紙漉き指導 2009 年 IJCEE 国際交流サロン 第1回「和紙づくりは人づくり- 若者や世界に向けた活動」 2010 年 京都西山高原アトリエ村展・紙漉き教室開催で参加 継続中 2016 年 川崎市市民ミュージアム「紙漉きの師匠に教わる!」紙漉き体験WS 2018 年~ 21 年 向日市文化資料館「親子で紙漉き」WS 開催 2021 年 紙漉き師・田村正と20 人のアーティスト展 バー・ラストチャンス NPO 法人向日庵主宰「寿岳文章 人と仕事 」展 紙漉き体験WS 向日市文化資料館 98 年より海外9カ国でWS 四大陸覇 著書 紙-昨日・今日・明日 共著 思文閣出版2013・9 和紙文化研究会会員 日本文化体験交流塾会員 和文化教育学会会員 NPO 法人向日庵理事 座右の名「紙のカミサマに感謝」 2013 年より国立大学法人 京都工芸繊維大学工芸科学部非常勤講師 ーーーーーーーーーーーーーーー 体験紙漉き #
by isyouko-bou
| 2021-07-04 23:56
画家の中村春日さんからメールもらいました。 ーーーーーーーーーーーー 技(わざ)との相性 出展作品「残照2021」について ベースに用いたデジタルプリントは、善福寺公園の夕暮れを撮ったものです。 その上に、木目を白クレヨンで写し取った和紙+蜜蝋を重ねています。 さらに、鉄アイロンを当てると、蜜蝋が熱で溶けて和紙に染み込み、生成り色だった和紙が・トレーシングペーパーのような透過性を持ちます。 そして、下の図像が鮮明に顕れて、白クレヨンの模様を浮き出させます。 画面上では、蜜蝋の量や、熱の当て加減によって、靄(もや)のようなムラや・気泡のようなものも出ますが、現場での即興的な効果として、愉しみながら創っています。 田村正さんの楮和紙は、厚手でも蜜蝋が良く沁み込み、蜜蝋も使ったミクストメディアとの相性はとても良いです。 ただ、今回は、紙を板に当てて、クレヨンで木目のこすりだし(フロッタージュ)を行った際に、紙の繊維を消しゴムのかすのように巻き上げてしまい、表面に負担を掛けてしまいました。 紙と・(今回のような)摩擦を用いる技法は、今後の制作に於いても、紙の風合いと・技法の力加減と効果との、「共存」を探求していきたいと思います。 今後も、田村さんの楮和紙を使わせて頂きながら、様々な技(わざ)の探求を深めたいと思います。 中村春日 紙漉き師 田村正と20人のアーティスト展 #
by isyouko-bou
| 2021-02-10 12:43
水彩画家のせいかさやかさんからメールをもらいました。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 今回素敵なご縁が繋がり、参加させていただきました。 ありがとうございます。 私、せいかさやかは、色彩をテーマに青・赤・黄・白の4色のアクリル絵の具を使って絵を描いております。 作品はキャンバスに描くことが圧倒的に多く、和紙を支持体にして絵を描くのは今回が初めてです。 まずは試しに、小さく切ったものに絵の具を乗せていくことから始めました。 水を含んだ分色が吸い込まれ広がっていく感じは、キャンバスでは体験できないのでとても面白いと感じました。 と同時に、キャンバスで当たり前のようにしていた"色を層のように重ねていく"というのが、和紙だと絵の具に水分を含ませていると吸われていくので重ねることができず、"混ざる"という形になってしまい、苦労もしました。 "いつもの手法では思うようにはいかない…ならどうすれば?"と考え、行き着いたのが、まず和紙をくしゃくしゃにして表情をつけることでした。 くしゃくしゃにしたあとに絵の具をたらすと、その折り目に沿って色が広がっていくのも見られました。 田村さんが心を込めて作られた和紙をくしゃくしゃにするなんて失礼極まりない…と怯えつつも、新しい色の表現に出逢えた嬉しさも感じずにはいられませんでした。 そして、嬉しさが勝り調子に乗った私は、絵をビリビリと破いてコラージュのように切り貼りするという表現にも手を出し始めました。 普段から作品をつくるときには完成イメージをもたず、そのときの気分で色を乗せていきます。 それは今回も変わらず…ビリビリと破くのも緻密に計算なんてことはせず感覚で進めていきました。 ある程度描き進めたものを切り離すというのはもちろん勇気が要ります。 けれど、キャンバスではそれができない。 今回は和紙だからできることに挑戦してみよう、という結論に至り、今回の作品が生まれました。 和紙のもつ表面の柔らかい雰囲気もそうですが、人工的に切られていない和紙の端のふわふわ感がとくに気に入り、その部分を生かしながら切り貼りました。 切り離し貼りあわせて新しくできた色の世界に出逢うことができ、とても貴重な経験になりました。 今回は額装した作品になりましたが、実は額装途中で裏の板をはめる前、作品をなんとなくライトで照らしてみたら、透き通ってステンドグラスのように見えたのがとても感動的でした。 これも和紙だから出逢えた姿。 今度は和紙の透明感も活かした作品をつくってみたいと意欲がわきました。 今回は素敵な機会をいただき本当にありがとうございました。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 紙漉き師田村正と20人のアーティスト展 #
by isyouko-bou
| 2021-01-23 02:37
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