by 紙漉きの師匠
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帰還困難区域に入るには通行許可証が必要
私は許可証を持っていないのでこれ以上は入れないところまで行って 係員の指示に従いUターン。 安全を確認して紙干しを始めると案の定、警戒中の警察官がゆっくりと歩いてきた。 Uターンする車が少ない中での私の動きが少々不審だったようで・・・・・ 趣旨を説明して少し話をする。 広島から来た応援の警察官。写真に収めてもよいか聞いたところ 「困る」とのことなので、写らないように1枚。右側に警官2名が立っています。 富岡町消防署前。 炎天下の中、皆さんお疲れ様です。 写真は撮りませんでしたが、東京電力(株)福島第二原子力発電所の敷地に入ってきました。 それは線量調査をしているという事で、案内の標識と旗を振る方に 誘導されるように奥へ奥へと走り福島第二原発の敷地内に入りました。 40人ほどの方がみな真剣にテキパキと進めます。 帰還困難区域に入った方々の被曝を調査するスペース。 「線量調査を知りたい」そんな事情を説明して何をしているか話していただけました。 「紙干しを・・・・・」そんな言葉は出ない物々しい雰囲気でもあります。 仙台までの道のりを聞いて退散ですが、詳しく教えてくれる方が現れました。 これまでそしてこれからの道路事情で被曝はないのか聞いてみたら 「私はマスクしていないですよね」だから大丈夫なんです。 ちょっと違うと思いながら・・・・・・・話を切り上げた。 その後係員が「通過!!」と叫び、私を誘導。 本来なら線量調査をするであろう天井のある広い空間を抜け、 大きく回りながらつぶさに見せてくれる優しさに感謝しました。 ゆっくり記憶に残るように眺め、 「ありがとうございます」 「御苦労さまです」 の、言葉しか出なかった。 ゴーストタウンとなった富岡町内にレンズを向けることは出来なかった。 生活をそのままにして立ち去ったであろう方々の苦悩を考えると 現状は報告したいが その無念さを表現できるカメラワークを私は持っていない。 コースを山越えに変えた。 目指すは川内町・葛尾村・飯館町・相馬市の海岸 あちらこちらで除染作業は進んでいるように見えるが広大な敷地のごく一部を 時間をかけて進めている現状を見るにつけ、法律の運用・補助金の活用・被災者の雇用など 私たちが口を挿めない特殊事情を感じてしまう。 途中、通行止めがあり大きく迂回しなければ北上できないことが分かったが 急ぎ旅ではないので(後で大変な思いをしたが)標識に従った。 田村市・川俣町・飯館村経由南相馬市に入れた。 自宅敷地に集めた除染土をどうするの? 飯館村は大規模に山を削り客土していました。 浪江町の行き止まり
by isyouko-bou
| 2013-09-20 21:20
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